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日記とか感想とかいろいろ

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・「香り かぐわしき名宝展」 -東京藝術大学大学美術館-

こちらの美術館初めて行きました。名前の通り東京藝大の併設の美術館でまん前にあります。
最寄駅は上野駅か根津駅ですが両方とも10分ぐらいかかります。根津駅から行くとやや道(曲がるとこ)がわかりずらいのが難点?

本展は「香り」を目で見るをテーマとしたなかなか珍しい展示
展示室は地下2階と3階でこの券で芸大コレクション展も一緒に閲覧可能

序章は香木の説明。ちょうど大河ドラマでもやってたらんじゃたいの模写があったりします(出品リスト見るに前期には展示あったようで残念)
触るのはできないのですが一つだけ触って薫りをかぐことのできる香木があるのが素敵。この他にも香りをかぐことのできる機械?が三箇所ほどあったのが楽しかったです。

展示は和の「香り」が感じられる絵画や像などがメイン
私的に見たかったのは香炉とか香道具のコレクション

平安絵巻物によくある着物に香をたきしめるのとかあって綺麗
圧巻だったのは近衛家から尾張徳川家へ嫁入りした夫人の嫁入り道具。蒔絵がとっても綺麗で…ああいうの普段使いで使ってたんだろな…とか思うとわくわく

香道具はパーツがたくさんあって興味津々なんですがどれが何するものかがよくわからないのが残念
また香合せの勝敗を分かるようにした十組盤が私的にはお初でこれまた雅な香りが…
これ見るたびに香道やりたくなるんですがものすご~く複雑そうなので二の足踏んでます(苦笑)

香炉は茶道具でもよく見るのですが型がかわいらしいのが多くて好き

今回は和の香りだったので今度は洋の香りが見てみたいな~なんて思ったのは贅沢な望みかしら?

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・「宝石サンゴ展」 -国立科学博物館-

よくよく考えると国立科学博物館って行くの初めてだったかも
同展は企画展だったのですが、入った際にどこでやっているのかよくわからずそのまま常設展示の日本館の3Fまで昇ってしまう。それでもなくてチラシみたら地球館地下1Fとの事であれまと思うもここまで来たのでそのまま見る事に

日本館3Fは鉱物関係が主かな。天然石とかは好きなのでふむふむと思いながら観賞
2Fは生物関係。江戸時代のミイラにギョッとするがそういうものだったんだなと
原始時代から近代(江戸時代)ぐらいまでの日本人の蝋人形が展示されてるんですがなかなかリアルでこれまたびっくり。そして、日本犬の展示で秋田犬の剥製が展示されてるんですがよくよく見たらこれハチ公だよ
「秋田犬(ハチ)」みたいな感じでさらりと展示されてるので一瞬見過ごしそうになったんだけどそういえば見れる場所があるとTVで言ってたよなと。けっこう大きかったです>ハチ公
1Fは機械関係。時計のコレクションがなかなか見応えあり。

そして地球館へ。手前に上野動物園関連の展示があってそのまま入れるので見る。骨格標本化主だったんですがホアンホアンの剥製とリンリンの骨格標本展示中。(上の階にはそれ以外のパンダの剥製もいるそうな)

そして本題の宝石サンゴ展に

まずは宝石サンゴの自然史との事で学術的な展示がずらりと。ふむふむそうだよねと

次が宝石サンゴの文化史と珊瑚ジュエリーの世界。確かに桃太郎で最後戦利品の品々の中には必ずサンゴがあったよね。日本だと金銀財宝に次ぐ扱いだったんでしょうね
工芸品はうっとり…アジア圏だと珊瑚をパーツとして扱ってるケースがほとんどなんですが欧州ことイタリアだとカメオの手法?で様々な彫刻品として使っているのがさすがというか眼福
大抵はビーズ状態にしてるんですが日本や中国だとその形状をそのまま生かして根付とか宝飾品にしていてこれも面白い
また、日本は螺鈿細工みたいにして埋め込んでるのもお見事。また、さまざまな簪にうっとり…まがいものの展示コーナーもあって当時は高級品だったんだねと納得

珊瑚ジュエリーでは専門学校生の作品が展示されていて斬新だな~と見ていたらその後はプロのデザイナーの作品がずらりでああレベル違うわ~と思ったんですが後から考えると使用している珊瑚のレベルの違うのかしら?なんて思ったり…現代のデザイナーの工芸品もお見事でありました。

もう少し時間があったら地球館の上の他のパンダも見たかったんだけどそれは時間切れ

ミュージアムショップで珊瑚の品が欲しくなったけど雑多な展示&3~4千円レベルだと食指動かずそのまま退館。けど常設展入館料だけでこれだけ見れたらかなりのお得感。子供も大人も両方楽しめる施設だなと感じました

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・「名家の逸品 母から娘へ」 -ホテルオークラ東京-

ホテル主催のチャリティーイベント 
今回は名家の母から娘へと引き継がれた逸品を展示
正直この点数で入場料1200円はちょっとお高い気もしないではないですがチャリティーイベントという趣旨からいけば納得か…けどね、展示品はすごかったんだよ。ものすごい目の保養
形を変えつつも娘へと引き継がれている逸品はさすがです。やっぱりいいものを長く使うっていいですよね

嵯峨家
浩さまってそうかこちらの家の出身だったんですね←不勉強

徳川宗家
お雛様の一番下のわんこの置物がかわいくてね

松平家
十二支の帯留めの根付はお見事。宝飾品もすごい。自分的に今回一番の目の保養

三千家
表は雛祭りの茶道具。裏は降嫁の際の婚礼衣装。武者小路は秋の懐石家具
ああいうお道具でお点前してみたいものですがいざとなったら怖くてできません。きっと(笑)

鍋島家
鍋島といえば焼き物ですね。それもですがティアラをのリフォームした宝飾品はお見事

前田家
大名家って感じの祝い膳一式。こういう器で食べるご飯ってどんなものなんでしょう…

尾張徳川家分家
和物の展示物主体の中、こちらと三井家は洋物主体
カテラリー一式の引き出しのとこにカナで何が入っているか貼り紙してあるのがなんか微笑ましい

三井家
大正時代にウェディングドレスってのはかなりハイカラだったんだろな
あ、けど何回もやってそうだから振袖も当然あったんだろな?
当時は純白だったんだろうな…とか←絹なんでやや黄色ばんでる
スタインウェイのピアノが展示してあってちょうど演奏してる時にあたったのはラッキーでした

ちょっと今までせせこましい感じはあったのだけど今回は展示品が少ないのでその分ゆったりとした配置でじっくり見れたのはそれでそれでよかった…のかな

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・「日本の型染」 -文化学園服飾博物館-

タダ券があったので行ってきた。ここは過去にも数回行っている博物館
今回は題名通りで江戸~昭和初期の着物が展示。実際に使用されていた着物なので展示されているのを見るとちょっとよれよれ感があるのは仕方ないところでしょうか

展示物として見るにはそのまま吊るすのは最もなんですが、実際に着た姿を見たいなと思うのは贅沢な悩みなんでしょうか?洋物だと元が立体的なんでマネキンさんが着ている事も多いのに…あ、十二単は着つけた状態で展示してありました←うん、そういうのが見たいんだ

ただ、着つける=紐とかで結ぶことだから跡がついちゃったり帯なんかだと生地的に結べないのもあるんだろな…

この博物館が入っているビルはIT関係の企業や研修施設なんかも多くてそういうとこで古い資料と出会えるのはちょっと新鮮。ただ、併設のショップとかカフェがないのは残念だなといつも思います

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・「茶 tea 喫茶のたのしみ」 -出光美術館-

出光美術館で開催されている企画展に。ここ帝劇のビルの9階にありまして専用エレベーターでしか行けません。入口は覚えていたんですがうっかりエレベーター間違えましたさ(苦笑)

茶道具と煎茶具に書画を集めたコレクション
まだ書画はわかる域までいってないんですが、お道具類は見事。煎茶のはかわいくておままごとみたいですよね

柿右衛門の水注とそれを真似て作られたと思われるイギリスのウースター窯のポットが並べられていてこれが面白い。ブルーオニオンも陶磁器の蓮を真似たものと言われてますが、欧州が真似る洗練さは素敵ですよね

それとチラシにも掲載されていた茶箱一式がお見事
これはなんだろ?と説明書きみたらお茶入なんですね。茶箱というとお振出=金平糖のイメージだったので菓子箱が揃っててさすがと。茶箱でお茶入のお稽古ってやった事がないのでお作法についてもどう扱うんだろ?と思いながらみていました

企画展が終わった後は休憩スペースで小休止。ふかふかのソファで皇居周辺の景色が望めます
お茶室が公開されているのですがここでお点前する事はあるんだろか?見てみたいな…とか

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